型紙無しで

レザークラフト仲間そして造園の匠、師匠のDai-chanより造園用の腰回り道具をプレゼントして頂きました。
身に余る光栄です。大事に大切に使わせて頂きます。

gray scale工房での初めての作業は、自分用の剪定ばさみケース制作に決定です。
ワクワク。

■植木ばさみケース
これはセットでプレゼントして頂いたもの。
しっかりしたヌメ革製で価格は1000円ちょっと、

「マジかぁ~。」

レザークラフトで商売しようとしている身としては、全く競争できない安い価格。
でも製品のクオリティの方はというと…

「革の床面(毛羽立ちのある面)とコバの仕上げが全くなされていない…。」

自分的には全くの半製品状態。ということでトコノールで仕上げてみました。

コバはヤスリがけした後にトコノールを塗って磨いています。(自分用なので仕上げは ホドホド にしてます ※注)
これだけでクオリティーが格段に上がります。

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※注
gray scale製品におきましては、コバ磨き(仕上げ)は製品のクオリティを左右する重要な要素の一部と考えていますので、コバは専用の仕上げ材を使用し、時間を惜しまず納得の行くまで仕上げ処理を行っております。

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■ワンオフ剪定ばさみケース
3㎜の余り革で型紙を作らず、目検討でサイズを出して作りました。

ハサミは左右非対称のため、

表側は剪定ばさみ本体を使って革を型押ししました。

今回は良い意味で全てテキトーです。縫い目がよれていたりして、かなり無骨な感じですが、これがたまらない人には、たまらないのです。
gray scaleの刻印を打って、記念すべきgray scaleブランド第1号プロダクトとなりました。

左右非対称の剪定ばさみがジャストフィット。

昔アメ横で買ったレトリバー?セッター?のバックルをつかってベルトも作ってみました。

これで早くフィールドワークに出かけたいです。

グレイ店長との散歩では、夕焼けに富士山がくっきりと。絶景に癒されつつ、今後のgray scaleの展望について楽しく妄想に浸りました。クレイ君、明日も頑張って行きましょうねぇ~♪